暴飲暴食をなかったことにする裏技

低カロリーで昼食・夕食

大体わかってきたと思いますが。「裏技」とは満腹感を得られるダイエット食ということです。お勧めは野菜、スープ、乳製品(低脂肪)、豆腐、きのこ類、こんにゃくなどで、野菜であっても糖質が多いイモ類は避けましょう。



野菜なら、根菜類(大根、ごぼう、にんじん等)の方が水分率が高く重量もあるので葉物より適しています。咀嚼回数が多くなる点も満腹感を促進します。従って根菜類はあまり細かく切らずに、大きめのサイズで食べた方がいいでしょう。



肉も全てが悪いわけとは言えませんが、暴飲暴食のリセットには向かないのです。こうした食材を最大限に活用して暴飲暴食をした翌日の昼食と夕食にすることで、空腹を我慢する辛さからも開放されるのです。間食はしない方がいいのは当たり前ですが、どうしても間食がしたい場合には、栄養価のないチョコレートやスナック菓子などはやめて、栄養価の高い果物、昆布などにしましょう。果物には糖質も含まれていますが、低脂質かつ水分量が多いのでエネルギー密度はお菓子よりはるかに低いのです。



食事でのリセット法では、1日の摂取目安カロリーを普段より500kcal少なくしてください。



ボリュメトリクスダイエット以外では「緊急3日間ダイエット」もあります。前述の通り、食べものが脂肪になるには約2週間の期間があります。しかし、何日か宴会が続くとしたら、翌日のボリュメトリクスダイエットができないことになります。そんな時は「緊急3日間ダイエット」です。



これのポイントは、肝臓に貯まった糖質をゼロにすることです。それには食べ過ぎた後の18時間断食をします。水分のみはOKです。これが無理な場合は3日間(48時間)かけてプチ断食をします。つまり「緊急3日間ダイエット」というわけです。



この間に食べてもいいのは、果物(リンゴ1個、みかん2~3個、バナナ2本程度)です。果物は酵素が豊富で、細胞分解を促進してくれます。いずれにしても脂肪を燃焼させるために水分はしっかり摂るようにしてください。